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安積 徹 asaka tohru
青一花
27.3×22㎝ 2013 和紙/岩絵具 長い冬が終わり、雪解け後の褐色の大地からキクザキイチゲが顔を出します。枯れたスゲの葉は、からみあって、大地を包むリボンのように見えます。残雪の冷気を含んだ山からの風が花を揺らします。春の陽光と冷たい風が入り混じって頬を挟みます。川の煌めきが増し始める、早春の特別な時間。
曙菫
18×14cm 2014 和紙/岩絵の具 「アケボノスミレ」は、花の色が夜明けの空の色であることから名づけられた。この菫は、花が咲いているとき、葉はまだ丸まっている。花の形は丸みを帯びた形で、一本の茎に一輪の花をつける。優しげな花なので、背景の色もやわらかい、明るい色で表現した。
静影
72.7×60.6㎝ 2009 和紙/岩絵具/銀箔 冬の河畔林を描いた作品。 月明かりに照らされた静寂の時間を描きたかった。北海道育ちだったら誰もが持つ雪の記憶を描こうと思った。写実的に描いているようだが、記憶をもとに構成して描いた。
青一花
27.3×22㎝ 2013 和紙/岩絵具 長い冬が終わり、雪解け後の褐色の大地からキクザキイチゲが顔を出します。枯れたスゲの葉は、からみあって、大地を包むリボンのように見えます。残雪の冷気を含んだ山からの風が花を揺らします。春の陽光と冷たい風が入り混じって頬を挟みます。川の煌めきが増し始める、早春の特別な時間。
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